写真は、米カリフォルニア州オークランドの埠頭に置かれた、中国海運集団と中国遠洋運輸集団(COSCO)のコンテナ(周容 / 大紀元)

中共はなぜ輸出を死守するのか 補助金・雇用・外貨の構造

2025年、中国の対外輸出額は26兆9900億元に達し、前年比6.1%増となった。ドル建てでは5.5%増である。さらに、2026年1〜5月の輸出額は累計で11兆9100億元に達し、前年同期比11.8%増と大きく伸びた。中国の輸出規模は、まさに驚異的だといえる。

しかし、その数字の背後には、政府による巨額の財政支援がある。

現在、中国の年間輸出税還付額は、およそ2兆元に上る。つまり、中国は輸出を支えるために、2兆元規模の財政支援を行っていることになる。この金額は、中国の年間財政総収入の10%以上に相当する。比較すると、中国全体の社会保障・雇用関連支出は4兆4千億元程度である。

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