台湾 国防予算を18%増額へ 初の1兆台湾元超 GDP比3%超に
台湾行政院は2027年度の中央政府総予算案を閣議決定し、国防関連予算を前年度比18.2%増の1兆11225億台湾元(約5兆6000億円)へ拡大する方針を示した。予算は初めて1兆台湾元を超え、GDP比も3%を上回る。中国による軍事的圧力が続く中、台湾は防衛力と海上保安能力の強化を急ぐ。
台湾の行政院は20日、2027年度(民国116年度)の中央政府総予算案を閣議決定した。8月末までに立法院へ提出する予定である。
財政の健全性を保ちながら、経済成長の成果を賃金の引き上げや社会福祉、国民負担の軽減、公共建設に充てる方針である。
関連記事
台湾軍の国防用ドローン調達を巡り、落札業者が中国製の部品などを使用した疑いが浮上した。高雄の橋頭地検は国家安全法違反などの疑いで捜査し、業者責任者の勾留が決まった
台湾政府は2027年度予算案で、防衛関連費を初めて1兆1225億台湾ドルに拡大する方針を示した。GDP比3%超の水準で防衛力を強化し、国民1人当たり1万台湾ドルの給付も行う
台湾の漢光42号軍事演習は、分散型指揮、予備役動員、通信障害、重要施設防護、海上封鎖対策までを検証。軍・政府・企業・民間が連携し、中国の侵攻やグレーゾーン圧力に備える総合防衛体制を試した
台湾の裁判所は8月11日、中国共産党(中共)政権の指示を受けて台湾の選挙に介入した罪などで、中国出身の活動家に懲役7年を言い渡した。