農民の抗争、軍人の上訪 中国の社会矛盾が激化

【大紀元4月14日】大紀元記者李丹報道

不動産の無節操な開発は、適切な移転先が与えられない立ち退き人を生み、私有企業や地方企業の盲目的な建設は、生態環境の深刻な悪化をもたらし、官僚の腐敗や公安局・検察院・人民法院の違法行為は、貧富の格差を拡大させるのみならず、民衆の心のバランスを失わせている。また、人権の迫害、信仰の迫害によって被害を受けるグループは日益に拡大しており、各種の社会矛盾が深刻なまでに激化している。

統制・管理の厳しさで世界に名をはせる政治体制の下で、大規模な集団抗議や上訪事件が、依然、絶えず発生している事実は、こうした矛盾が非常に深刻な段階に達していることを示している。

東陽農民:土地を返せ、私は生きたい

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1月初めから中旬まで、中国各地で数万人を超える大規模な抗議デモが相次いでいる。トラック運転手の新制度抗議やタクシードライバーのストライキ、土地を失った農民の保障要求など、訴えの内容はさまざまだが、警察は多くのケースで暴力をともなう強制解散や逮捕を行った。
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