山東省、理工大学で学生の暴動
【大紀元日本7月8日】数日前、ネット上で、江西省九江市の九江学院で数千人の学生の暴動が発生したことが報道されたが、情報によると、今度は山東理工大学で500人の暴動が発生したという。中共王朝末期の動乱が再現されたのである。
大陸の情報によると、山東理工大学において流血を伴う衝突が発生した。そのきっかけは、新疆の学生と体育学部の同級生がバスケットをしていた際に発生したトラブルであった。6月27日午後10時頃、新疆の学生30人余りが凶器を持って体育学部22号宿舎に押し入って報復を行おうとしたが、関係した学生が見つからなかったため、手当たり次第に殴っていった。結果、学生会代表を含む数多くの漢族の学生が負傷した。
27日午後11:00頃、新疆の学生に報復するため、体育学部の漢族の学生数百人が集結し、木製の板、棍棒を持って新疆の学生が住む8号・18号宿舎を包囲した。漢族の学生は、宿舎の前で、大声で「新疆の豚は帰れ!」と叫びながら投石をして窓ガラスを割った。この時新疆の学生の多くは脱出していたが、残っていた学生は流血の憂き目に遭った。28日午前2:30ごろ、体育学部の学生が解散し、終息した。
情報によると、27日10:20ごろに騒乱が発生すると、まず、体育学部の代表、続いて校内の警備、警察、最後に当局が武装警察を出動させて鎮圧させたが、騒乱がようやく収まったのは、29日の3時になってからであった。襲撃を受けた8号棟は著しく乱れ、宿舎内のドア全てが蹴破られ、あたり一面にガラスの破片、棍棒、レンガ片等が散らばっていた。
また、現在、山東省公安庁、教育長が調査チームを派遣して大学に入り、学生数名が刑事拘留されたという。
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