中国新疆、炭鉱ガス爆発で大量死傷者
【大紀元日本7月12日】新華社の報道によると、中国北西部の新疆ウィグル自治区ブーカン地区の神竜炭鉱で11日午前2時30分ごろ、ガス爆発があった。事故当時、87人の従業員が坑内で作業していた。同日の午後2時までに65人の死亡が確認され、18人が行方不明となった。事故直後に救出された5人は生還したという。
今回の事故は、7月以来2回目の深刻な炭鉱爆発事故。7月2日午後2時30分ごろ、山西省寧武県の賈家堡炭鉱で、同様のガス爆発事故が発生した。この事故では、官報が発表した死亡者数19人に対して、外電は30人以上と発表。
中国の炭鉱産業は世界で最も危険だといわれている。中国国家安全生産監督管理局の発表によると、去年の石炭産量が世界の35%を占めているのに対し、炭鉱所での事故死亡率は世界の79%を占め、百万トン生産量平均死亡者数は3人。同局の統計によると、去年の炭鉱事故の死者数は6000人を超え、毎日平均15人が亡くなっている。官報の統計に対して、外電の発表は2万人を上回るという。また、同局の統計により、去年のデータと比べて今年の事故数と死亡者数が大幅に増えていることが分かった。
関連記事
1月初めから中旬まで、中国各地で数万人を超える大規模な抗議デモが相次いでいる。トラック運転手の新制度抗議やタクシードライバーのストライキ、土地を失った農民の保障要求など、訴えの内容はさまざまだが、警察は多くのケースで暴力をともなう強制解散や逮捕を行った。
【大紀元日本6月13日】四川省巴中市で8日、警察官による暴力事件が発端で、市民1万人と警官隊との衝突事件が起きた。衝突は深夜1時まで続き、多数の負傷者が出た。ラジオ・フリー・アジアが報じた。 8日夜、
6月6日、双橋区の住民数千人が大足県との合併に反対するデモを行った。当局は機動隊を出動し弾圧した(ネット写真)【大紀元日本6月12日】四川省重慶市大足区で6日、数千人に上る抗議デモが発生した。当局は数
【大紀元日本5月3日】四川省重慶市江北区魚嘴鎮の楼房村で4月20日、現地政府による土地収用をめぐって警察が村民に暴行を加え、村民30人以上が重軽傷を負う事件が発生した。半数を超える20人以上が重傷で
【大紀元日本1月29日】6千人の従業員を抱える深セン東道物流公司(DDS)の支社がこのほど、相次いで倒産し、多くの失業者が未払いの賃金を求めて各地でデモを起している。25日には広州市東莞地区の従業員