時空を超越する予言、比類のない正確さ

【大紀元日本7月17日】非常に不思議な予言は時空を超え、幾千年もの人類の歴

史の発展を前もって予見していました。科学界ではそれらの予言の正確さに引かれ注目し、思索し始めました。予言は世界各地に起きています。特に中国では、各時代に予言者が現れ、帝王を含む人々が予言を深く信じていました。例えば、秦の始皇帝が長城を修繕したのも予言に従ったもので、米国がイスラエルの建国に積極的に協力したのも聖者が再来する予言に従ったものです。

今年出版されたばかりの『予言された今日――時空と科学を超越――中外予言解析』は、去る4月に第二版第二刷を行い、刊行後はますます注目されてきました。中外予言解析では、2005年に中共は崩壊する可能性を示唆しています。

4月13日、『予言された今日』一書を編集された張福章総編集長はインタビューに対して、当出版物の第二版はきっと読者らに歓迎されると話しました。何故ならば、中共の崩壊の徴候は既に出ています。近いうちに必ずこれらの予言の正確さを検証できると話しました。

予言は時空を超越する科学であり、人類の発展より常に百年や千年の先を正確に予見します。今までに科学界に怪しげにされ信じ難いものと思われてきた予言は、近年になって科学者らに重視され、予言の意義を考えるようになりました。

「亡秦者胡」の予言を例に取ってみましょう。秦の始皇帝はこの予言を実現させないように長城を大掛かりに建て、匈奴を討伐しました。しかし、にも拘らず、秦の時代は二世の「胡亥」の手によって滅ぼされました。まさに予言の通りでありました。唐の太宗の時代で、天監を司る李淳風氏及び隠遁者袁天羅氏の合同著作『推背図』では、それから千年後に武則天が女帝になることと「安史の乱」の予言等を的確に予見しました。あまりにも的確すぎたことで、『推背図』一書は清の時代に入ってから、度々禁止されました。

実際に起きたことが予言の正確さを裏付けたほか、古今東西においても新旧世紀の転換期に近づいた予言も多くありました。近い内に人類にとって大災難または大淘汰があるとの予言でした。韓国の予言集『格庵遺録』も大災難に遭う十戸の内に一戸も残り難いと予言、そして、聖者が現れ人々を救い済度すると予見しました。また、マヤ予言では西暦1992~2012年の二十年間が地球の更新期に当り、更新後の地球は新しい文明に邁進すると予見しました。

張福章・総編集長はさらに、諸葛亮(孔明)の『馬前課』では、一課が一つの朝(時代)を予見しています。そして、全ての予言はそれぞれの朝(時代)の出来事を的確に予見しました。三国時代の諸葛亮(孔明)の著作「馬前課」の第十一課では、2005年に中共の行く道が尽きて行き詰まると予言していると話し、中国共産党は、脱党する人数が日ごとに増加していることに対して、共産党の先進性を保とうと「保先運動」を行い、台湾に対して「反分裂法」を制定し、中国国内において反日運動を煽動して民衆の注意を分散させるなどのやり方を見ても、中共の政権の崩壊は危険極まりない情況に陥っています。故に、この予言が的中する可能性が非常に高いと指摘しました。

張福章・総編集長は、世の人々がこの変局に順応できるように、大災難から逃れるように前もって用意ができるように、三国時代の諸葛亮(孔明)の『馬前課』、唐の時代の『推背図』、北宋・邵雍の『梅花詩』、明朝・劉伯温の『焼餅歌』及び西欧で広く知られている『聖書啓示録』、フランス・ノストラダムスの『諸世紀』、韓国・南師古の『格庵遺録』、古代インディアンの『ホビー大予言』等、今東西の有名な予言を『予言された今日』の一冊の中に収めていると話しました。

張・総編集長はさらに、『予言された今日』は人々に、善悪を量る基準は何でしょうか?如何に大災難を逃れ、どう新紀元を迎え入れましょう?誰が全ての運命を按排したのでしょう?もっと高次元の神が存在しうるのでしょうか?などについて深く考えさせるものだと強調しました。古今の予言者らは皆さんが修煉する人であり、または得道した人たちであり、無責任なことを言えば、悪い報いに報われることを知っています。ですから不用意にしゃべりません。人々が固定観念を取り払い、これらの予言の意義を了解した上、十分に理解すれば、未来の方向を定めることができるかも知れません。

(看中国)

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私は経済記者として1990年代後半から日本経済、そしてさまざまな産業を見てきた。中でもエネルギー産業の持つ力の巨大さ、社会全体に影響を与える存在感の大きさが印象に残り、働く人の真面目さに好感を持った。特にその中の電力産業に関心を持った。