億万長者はなぜ批判されるのか

一人の人間は、どこまで豊かになってよいのか。マスク氏の巨万の富をめぐる議論は、資産の額だけでは答えられない。肝要なのは、その富がどのように生み出されたかという視点だ
2026/10/13 John Stossel

ラテンアメリカが「右」へ動き出した

ラテンアメリカで進む右傾化。ブラジルをはじめ各国で右派が勢いを増し、左派政権への逆風が広がっている。中南米の政治地図を塗り替えつつある潮流の背景とは
2026/10/13 Daniel McCarthy

中国による米国債の売却は「ドル離れ」を意味しない

中国による米国債売却は「ドル離れ」を意味しない。真の狙いはドル資産の多様化や対米交渉における揺さぶりの誇示に過ぎず、海外経由の保有や国際的なドル支配の実態を見れば、人民元の台頭論は虚構であると暴く
2026/10/12 Antonio Graceffo

私たちはお金で何を生かし続けたいと願うのか?

便利さに流されがちな現代で、私たちはお金を通して何を生かし続けたいのか。人里離れた牧場でレストランを営む著者が、中央集権的な仕組みに対抗し、個人の消費選択が地域や未来を形づくる意義を問いかける論評
2026/10/11 Mollie Engelhart

1992年選挙の誤った悲観論を振り返る――そして近づく米中間選挙へ

1992年米大統領選でブッシュを敗北させた「不況」の虚構を検証し、実態以上に選挙を動かす経済認識の危うさを指摘。現政権下の好景気や課題を踏まえ、来る中間選挙で共和党が勝つための戦略を論じる
2026/10/11 Victor Davis Hanson

反トランプメディアと「経済的悲観論」

米経済指標の好調さとは裏腹に広がる「不況認識」。主要メディアやニュースアグリゲーターの報道バイアスが人々の心理と世論をいかに誘導しているかを検証する論評
2026/10/10 Larry Elder

なぜ人々は深い苦痛と向き合うことを避けるのか

米CDCの報告システム「V-safe」に埋もれていた、無数のワクチン被害者の生々しい手記。公衆衛生を信じながら孤立と破壊に追いやられた人々の悲痛な声と、その過酷な現実に直面した筆者の苦悩を綴った論説
2026/10/10 Jeffrey A. Tucker

中国のWHOへの野心 米国の空席を埋めるだけにとどまらない可能性

米国は9月25日、パンデミックへの備えに関する国連の政治宣言への支持を拒否した。これは、トランプ政権が国際的な保健機関との関係を断つ一連の動きの最新の措置となった。
2026/10/09 Antonio Graceffo

【分析】台北市長選 沈伯洋氏はなぜ支持を広げるのか 「洋流」と蔣万安市政への不満

台北市長選で、民進党の沈伯洋氏への支持が若者や無党派層に広がっている。「洋流」と呼ばれる動きを、市政への不満、政策と対話を重視する姿勢、中国共産党による選挙介入疑惑から読み解く
2026/10/09 唐浩

中国共産党の極端な反日が党にもたらした6つの悪影響

中共が加える力が大きくなるほど、日本で生じる反作用も大きくなる。これまでのところ、中共は望みを実現できていないばかりか、逆に少なくとも6つの悪影響をもたらした
2026/10/05 王友群

紙に書かれた合意では決着できないもの トランプと習近平の外交

外交では、握手と署名が「決着」を意味するとは限らない。同じ合意を、一方は和平と見なし、他方は次の一手のための時間と見ることがある。トランプと習近平は、本当に「同じ取引」をしているのか
2026/10/05 Tamuz Itai

米中首脳会談 AI戦争に敗れた中国

米中首脳会談は中国優勢との見方を覆し、米国の圧倒的勝利と分析。OpenAIの暴走騒動や米中AI開発競争の激化、米「AI軍」創設宣言が力関係を一変させ、中国を交渉の場へ追い込んだ舞台裏に迫る
2026/10/02 鍛冶俊樹

中国共産党「第21回党大会」人事 1970年代生まれ幹部の行方は?

中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析
2026/10/02 王赫

AIはバベルの塔を再び築くのか

聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る
2026/10/02 Tamuz Itai

習近平訪米で抗議拡大 海外の反中共運動に5つの変化

習近平の訪米に合わせ、ワシントンで中国の民主活動家や香港人、台湾人、チベット人、ウイグル人らが大規模な抗議を実施。若い世代の参加や団体間の連携、越境弾圧への反発など、海外抗議運動の変化を読み解く
2026/10/01 王赫

国家は永遠ではない それでも祖国を守るべき理由

国家は永遠ではなくとも、先人から受け継いだ伝統文化や祈りを次代へ手渡す責務は残る。東西の古典や思想を手がかりに、国家崇拝や排外主義に陥らない健全な祖国愛のあり方と、私たちが果たすべき務めを静かに問い直す論考

習近平訪米の晩餐会 中国企業トップはなぜ不在? 米中関係から読み解く

米中首脳の公式晩餐会には米国の著名経営者が出席した一方、公表名簿に中国企業の経営者は見当たらなかった。筆者は米中対立や党の統制、経営者を取り巻くリスクから、その背景を読み解く
2026/09/29 王友群

米中首脳会談 合意はどこまで? 米中発表に残る隔たり

米中首脳会談後、双方が公表した文書には関税やAIを巡る説明に違いが残った。米側だけが記した事項もあり、台湾問題については双方とも言及していない
2026/09/28 楊威

「時間を買う」という幻想 米中貿易休戦の裏で進むレアアース供給網再編

米中首脳会談で延長の「貿易休戦」。だが、レアアース問題は解決していない。米欧が供給網を再構築するまで数年を要する一方、北京はなお輸出管理を交渉材料にできる。2027年1月10日までの「時間」をめぐる競争が始まった
2026/09/28 Tamuz Itai

【分析】トランプ氏はなぜ習近平を空港まで出迎えたのか 歓待と軍事力に込めた思惑

トランプ大統領が習近平を空港で出迎えた異例の対応。厚遇の一方、米軍基地では軍用機も並んだ。交渉の場づくりから国力の誇示、過去の歓迎への返礼まで、その狙いを五つの側面から読み解く
2026/09/28 孟春

米国で進む未婚化 「結婚する社会」はなぜ変わったのか

米国で進む「未婚化」。18~39歳男性では、未婚者が既婚者のほぼ2倍に達した。なぜ米国人は結婚しなくなったのか
2026/09/28 Stephen Moore

【軍事】米宇宙軍とSpaceX 軌道データを交換 スターリンクで宇宙監視を強化

米宇宙軍とSpaceXが軌道データの共有で合意。スターリンク衛星の観測データと軍の高精度な情報を組み合わせ、宇宙ごみや衛星の動きをより詳しく把握する。将来的な軍事利用も視野に入る
2026/09/28 夏洛山

タイミングの芸術 なぜトランプはいま習近平と会談するのか

中間選挙直前の米中首脳会談は選挙目当ての演出なのか。習近平が抱える国内事情と短期の貿易休戦を読み解き、トランプが「強い立場」から自国の労働者と経済の利益を優先して仕掛けた交渉戦略の意図と背景を論評する
2026/09/26 Gina Loudon

パンチェン・ラマ失踪から黄之鋒の投獄まで 中国共産党はいかにして一世代を沈黙させたか

失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
2026/09/24 Edward Chin

インドネシアの空母保有の衝撃 中国の焦り

イタリアからインドネシアへの空母譲渡を機に激変する東南アジアの安全保障を解説。中国の海洋進出に対抗するドローン空母構想や南シナ海・太平洋を巡る米中綱引きの最前線に迫ります
2026/09/24 鍛冶俊樹

AI規制をめぐって何が起きているのか

AI業界が求める法規制の裏には、過去の巨大産業と同様に市場を寡占化し参入障壁を築く思惑が潜む。真の危機はSF的破滅ではなく「人間の知性や教育の崩壊」であり、法規ではなく現場での向き合い方が問われている
2026/09/22

世界を一つの家にする誘惑 八紘一宇から読み解く日本と世界統一思想

「世界を一つに」という甘い理想は、いかにして支配や画一化へと変質するのか。「八紘一宇」の光と影、そして現代のグローバリズムがもたらす同質化の脅威を鋭く突く。日本の針路を問い直す、必読の論考

お金についていかに自分が無知であるかを教えてくれた「債券」

曾祖父から譲り受けた米国債の思い出を機に、難解な現代金融システムの真実に迫るエッセイ。国債やレポ市場、銀行の信用創造、ドルの価値が薄まる本質を、実体経済と市民の視点から平易に解き明かし、財政のあり方を問う
2026/09/22 Mollie Engelhart

今なぜ少年たちは「男」になれないのか? 本物の人生は「居心地の悪さ」の先にある

ポルノやゲームなどのテクノロジーが手軽な「報酬」を与え、若者が大人の男になるための成長の原動力を奪っている。仮想空間の安楽さから抜け出し、現実の困難や責任に立ち向かう勇気を持つよう呼びかける力強い論考
2026/09/21 Mollie Engelhart

最先端の農業技術は生きている

最先端の農業技術とは、新たな機械ではなく自然の摂理そのものである。最新研究をもとに、土壌の炭素貯蔵と豊かな生態系を回復させ、収益性と地球環境の再生を両立する「再生型農業」の真価を問い直す一編
2026/09/21 Mollie Engelhart