一流医学誌で推進される「臓器提供による死」

臓器提供前の死亡を原則とする「デッド・ドナー・ルール」撤廃の議論が生命倫理界で台頭している。臓器摘出を直接の死因とする過激な提案が、移植医療への信頼を崩壊させかねない危機に警鐘を鳴らす論評
2026/08/27 Wesley J. Smith

アメリカ中間選挙の世論調査を信用するな

アメリカの中間選挙を控え優勢が伝えられる民主党に対し、トランプ陣営の対イラン戦略の成果や豊富な選挙資金、民主党内の急進左派・民主社会主義者の台頭がもたらす逆風を分析。共和党が上下両院を維持する可能性を論じる
2026/08/27 Victor Davis Hanson

「頼れぬ米国」の代わりに中国を選ぶ危険 経済依存という名の罠

米国への不満から中国への接近を図る西側同盟国に対し、経済依存を武器化する中国の危険性を警告する論評。経済と政治を切り離せると過信し、過去の教訓を無視して中国を頼ることは、自らの弱点を晒す愚行だと説く
2026/08/27 Peter Dahlin

現代中国経済を築いた朱鎔基 解体されゆくその改革

中国を製造大国へと導いた元首相・朱鎔基の足跡を辿る論評。WTO加盟や税制改革など現代の繁栄を築いた剛腕の功績と痛みを振り返り、現体制下で進む改革の形骸化を通じて全体主義の危うさを問い直す
2026/08/27 Heng He

経済版「Dデイ」 最大限の圧力と最小限の連携

米政権が発表した対イラン包括制裁「経済版Dデー」の実効性を検証。多国間協調の欠如や中国の抜け穴、米財政悪化のリスクを挙げ、過去半世紀の歴史から単独制裁の限界と世界経済への影響を分析した論評
2026/08/27 Michael Wilkerson

国の借金を気にしなくても 借金はあなたに影響する

米公的債務が40兆ドルを突破。膨らみ続ける巨大な借金は、将来の脅威というだけではなく、インフレや金利高騰を通じた「現在の生活費危機」そのものだ。財政規律を失った現状と経済崩壊の現実的なリスクに警鐘を鳴らす
2026/08/26 E.J. Antoni

問題は習近平だけではない 共産主義そのものだ

実際のところ、あらゆる共産主義体制の敵は、まさに真実そのものであり、文明社会のその他の価値観や原則も同様である。人間は創造主によって、奪うことのできない一定の権利を与えられているという基本原則が示されおり、この原則は、誰が最高指導者であろうと、共産主義とは相容れないものだ。
2026/08/26 David Flint

中国製品の「裏口」と化した北米 関税逃れが引き起こす貿易体制の亀裂

米加貿易交渉の決裂背景にある、メキシコ・カナダを経由した中国製品の「大規模な積み替え貿易(関税逃れ)」の実態を論評。USMCAの優遇措置を悪用する問題点と、北米3か国が直面する現実的な選択肢を解説します
2026/08/26 Tamuz Itai

「経済安保協定」に変貌するCUSMA カナダはどう向き合うべきか

カナダと米国の対立背景にある「経済安全保障」の課題を解説。米市場へのアクセス維持と中国への依存回避という板挟みのなか、CUSMA交渉でカナダが直面する主権と強靭な戦略的バランスの必要性に迫る論評
2026/08/25 Scott McGregor

「第2の南シナ海」化を阻止せよ 北方海航路で深まる中国への警戒

中国が北極圏での存在感を拡大している。北方海航路の利用や軍民両用の研究施設を通じて地政学的影響力を高める北京に対し、民主主義諸国が「第二の南シナ海」化を防ぐため警戒と規制を強める動きを論評する
2026/08/25 Anders Corr

ドイツの自動車大手が競争で劣勢になった理由

欧州最大の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、消費者を無視してEU規制当局の命令を優先した代償が、市場シェアの喪失、生産性の低下、大規模な人員削減であることを今、思い知らされている
2026/08/25 Jeffery L. Degner

中国経済の悲しい現実 失速する成長エンジンと深まる苦境

中国経済は消費の低迷や不動産危機、投資減少により厳しい現状に直面しています。唯一の支えである輸出も世界的な反発に晒されており、今後の成長持続には不透明感が漂う背景と現状を解説します
2026/08/24 Milton Ezrati

迫りくるAIバブルの「噴煙柱崩壊」 デジャブを感じさせる既視感

現在のAI投資バブルを火山現象の「噴煙柱崩壊」になぞらえ、過去のエンロン事件や世界金融危機との構造的類似性を指摘。SPVによる簿外債務や循環取引など、歴史が繰り返す危険な兆候と市場リスクを鋭く分析する
2026/08/23 Michael Wilkerson

プレスリリースで作られる「科学」

データ未検証のプレスリリースで株価が高騰する「プレスリリース主導の科学」の構造を浮き彫りにした論評。モデルナのがん治療発表や初期ワクチンの治験データを批判的に検証し、利益至上主義への警鐘を鳴らす
2026/08/23 Jeffrey A. Tucker

なぜ若者は共産主義に引かれるのか 歴史と現代社会から考える

なぜ一部の若者は共産主義や社会主義に共感するのか。住宅費や学費、格差への不満、歴史との距離を背景に、共産主義の歴史と自由社会の課題を考える
2026/08/22 Armstrong Williams

DEIの裏に隠された「残酷な仕組み」と当事者の苦悩

DEIの光と影に迫る衝撃の論考。称賛の裏で個人の尊厳を踏みにじる制度の残酷さと、その恩恵の陰に隠された当事者の深い苦悩を浮き彫りにする
2026/08/22 Jeffrey A. Tucker

「インフレ鈍化」という幻想 FRBが生んだ金融ファシズムの正体

FRBの金融政策がもたらした経済の歪みを鋭く突く論評。実質金利の罠やマネーサプライの膨張から、資本主義の変質と金融ファシズムの到来を警告する
2026/08/22 Jeffrey A. Tucker

孔子が説いた人付き合いの原則 論語の真義 学而編13

徳と礼の関係性を紐解く解説記事。内面の「徳」を行動にする「礼」と、「礼」に魂を込める「徳」。二つが揃って初めて日常の人間関係で真の調和が生まれる。心と振る舞いを整え、豊かな共生を築く知恵を伝える
2026/08/22 劉如

ルビオ米国務長官がICCを「致命的に政治化」と批判 背景に国家主権との対立

ルビオ国務長官はICCの赤根智子所長らを制裁対象に指定した。ルビオ氏は声明で、ICCを「腐敗し、致命的に政治化した超国家的裁判所」と批判している。ルビオ国務長官がなぜICCを批判したのかを大紀元の視点で読み解く
2026/08/20 副島莞爾

「礼」と「和」はなぜ必要なのか 論語の真義 学而編12

『論語』学而篇の「礼の用は和を貴しとなす」を解説。真の「和」とは単に波風を立てないことではなく、違いを認め合い秩序を保つこと。「礼」を通じて多様な人々が共生し、徳を社会に実践する本質に迫ります
2026/08/19 劉如

なぜ中露朝は対日攻勢を強めるのか? 裏に潜む中国経済の危機

中露朝の軍事的連携や対日攻勢が激化する東アジア情勢。崩壊しつつあるインド太平洋戦略と強硬姿勢を強める中国の狙いとは何か。その背景にある中国国内の経済減速と富裕層流出の危機から真相を読み解く
2026/08/18 鍛冶俊樹

あなたの「地盤」を取り戻すためにできること【地盤が抜かれた後で(7)】(終篇)

憲法や法律などの制度は、地盤の上に建つ「家」にすぎない。社会を真に支える「地盤」とは一体何なのか。制度の形骸化が進む現代において、私たちが足元の道徳的習慣をいかに築き直すべきかを問いかけるシリーズ最終篇
2026/08/17 中林 行一

監視カメラから通信網まで 中共の「監視国家モデル」が世界へ

中国共産党の監視技術が世界へ拡大している。ファーウェイなどが提供するAIカメラや通信網は、各国の「スマートシティー」を監視網に変えるのか
2026/08/17 James Gorrie

日本の「新軍国主義」と中国共産党の反日キャンペーン

先日、公表された防衛白書の内容について、中共は「新軍国主義」と印象付けるために懸命に動いている。しかし日本とその同盟国が、中共政権による脅威の増大を認識する中、日本の防衛予算が増加し始めたのは、つい最近のことだ
2026/08/17 Anders Corr

気候変動政策の虚構  科学の名を借りた統制【地盤が抜かれた後で(6)】

気候変動対策がもたらす経済的代償と、政策批判を「科学の否定」として封じる言論空間の歪みを検証。観測事実・因果関係・政策妥当性の三層を整理し、政治的ドグマに囚われない合理的な議論のあり方を問い直す
2026/08/16 中林 行一

落とし物は必ず持ち主のもとへ 日本人の「信」【日本の中の「仁義礼智信」8】

落とした財布がそのまま戻る日本の日常。世界を驚かせる高い返還率の背景には、「お天道様が見ている」という言葉に象徴される、見返りを求めず良心に従う日本人の誠実さと「当たり前」の精神が息づいています
2026/08/15 林道悟

国家を蝕む福祉依存 【地盤が抜かれた後で(5)】

金利500%という狂気の防衛戦の陰で、理想郷の歯車は何を狂わせたのか。一度回れば逆回転しない「見えない罠」が、国家の主権と人々の魂を静かに侵食していく。破滅の淵に立つ民主主義が直面する、戦慄の真実とは
2026/08/15 中林 行一