イラン戦闘機が中東最大の米軍基地への空爆を企図 カタールが撃墜

2026/03/06 更新: 2026/03/06

中東情勢が緊迫する中、米メディアの報道によると、イランは3月2日に爆撃機「スホーイ24(Su-24)」2機を出撃させ、カタールに位置する中東最大のアメリカ軍基地およびカタールの重要天然ガス施設への空爆を試みたと示した。

爆撃機は低空飛行で接近していたが、目標まで残り約2分の地点でカタール空軍が緊急発進した戦闘機「F-15」で撃墜した。

米CNNが関係者の話として報じたところによると、イランの爆撃機は当時、約1万人のアメリカ軍が駐留するアル・ウデイド空軍基地と、カタール経済の中枢で世界最大のLNG輸出拠点でもあるラスラファン施設に向かって飛行していた。

2月28日、イランによる攻撃の後、カタール空軍および米国を含む軍隊が駐留するアル・ウデイド空軍基地の方向から黒煙が立ち上った (Getty Images)
 
3月3日、カタールのラス・ラファン工業都市にあるカタール・エナジー社の運営施設の写真 (Getty Images)

関係筋によれば、イランの爆撃機はレーダー探知を回避するため、高度を約24メートルまで下げて飛行していた。また、機体には爆弾や誘導兵器を搭載していることを確認したという。

カタール軍は無線による警告を試みたが、イラン側からは一切の応答がなかったため、カタール側は当該機を敵対目標に指定。当時、イラン機は目標地点まで残り約2分の距離に迫っていた。

カタール空軍は直ちにF-15戦闘機を発進させ、イランの爆撃機との空中戦に突入。最終的にイランの爆撃機は撃墜され、機体はカタールの領海内に墜落した。カタール当局は現在、イラン爆撃機の操縦士の捜索を行っている。

この事件は、イランが有人戦闘機を用いて隣国への攻撃を試みた初めての事例とみている。

アメリカ軍の制服組トップのダン・ケイン統合参謀本部議長も、国防総省での記者会見でこの出来事を確認したと語った。

新唐人
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