中共の越境弾圧 カナダ政界が責任追及へ 外交官の追放も提案

2026/05/29 更新: 2026/05/29

法輪大法(法輪功)が一般公開されてから34周年を祝う行事がこのほど開催され、カナダの複数の議員が、中共による神韻公演に対する妨害および越境弾圧について見解を示した。議員らは、政府に対し外国による干渉行為の徹底調査と、関与した中共外交官の追放を求めた。

中共がカナダ国内で行っている越境弾圧や、神韻公演の各地の会場に相次いで届いた虚偽の爆破予告について、カナダ王立騎馬警察および公共安全当局はすでに届け出を受け、調査を開始している。複数の議員は、中共による神韻公演に対する妨害行為はカナダの自由と民主主義を脅かすだけでなく、外国による干渉が深刻化すると指摘した。

カナダ保守党のメリッサ・ランツマン副党首は「神韻公演への妨害のような行為は断じて容認できない。また、北京政権による絶え間ない外国干渉から脱却しなければならない」と語った。

ジョン・ブラサード議員は「これは我々の民主制度に対する脅威であり、私たちが受け取る情報の質や情報環境全体にも影響を及ぼす。だからこそ、常に警戒を怠ってはならない」と指摘した。

ダン・ミューズ議員は、「私たちはこうした動きに対抗し、言論の自由と信仰の自由を守るべきだ」と呼びかけた。

議員らはまた、カナダ政府に対し、越境弾圧に関与した中共の外交官に対して、より明確な措置を講じるよう求め、国外追放を含む対応を呼びかけた。

ジェームズ・ベザン議員は「この種の越境弾圧に関しては、関係者を外国代理人として登録し、適切に対応すべきだ」と述べた。

ラリー・ブロック議員は「我が国で不法行為に及ぼうとするこうした共産主義政権の代理人は、必ず国外に追放しなければならない。威嚇や脅迫といった行為は、カナダのような自由で民主的な国家では決して許されない」と指摘している。

さらに、議員主導で提出された法案(C-219法案)は、カナダの法律において初めて「越境弾圧」を明確に定義するものであり、外国政権の代理人による行為に対する責任追及の仕組みを強化する内容となっている。

ベザン氏は「法的な定義が整えば、カナダ国内で外国政権、例えば中共を代表して越境弾圧を行う者を追及できるようになる。カナダで威嚇や弾圧を行う外交官は、直ちに追放されるべきである。これは権力の乱用であり、外交官としての特権の乱用でもある」としている。

現在、この法案は第二読会を通過し、委員会審議の段階に入っている。

また、今月28日午前には、カナダ連邦議会において、中共によるカナダ国内での神韻公演に対する越境弾圧をめぐり、公聴会が開催される予定である。

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