「花革命」に警戒、中共当局は外国新聞の発行を禁止へ

【大紀元日本11月22日】グルジア、ウクライナとキルギスで次々と起きた「花革命」の連鎖反応を警戒し、中国国家新聞出版署はこのほど、一年前出したばかりの外国新聞の中国国内での発行許可を撤回した。

英誌フィナンシャル・タイムズ18日付の報道によると、中国新聞出版総署の石宗源署長は同誌の取材に対して、同許可を撤回した理由について、2003年のグルジアの「バラの革命」、2004年のウクライナの「オレンジ革命」及び今年のキルギスの「チューリップ革命」などの革命運動が相次いで海外のマスコミによって報道されたため、「花革命」の中国での勃発を防ぐため、外国新聞の発行を禁止したと答えた。

同誌の報道によると、中国のアナリストらは、ブッシュ大統領が世界の民主主義を促しており、これらの地区の反乱をあおったと見ている。先週末の北京訪問に先立ち、ブッシュ大統領は日本で民主と自由を強調し、北京政府へのメッセージを送っていると北京は見ている。

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