WHO:中国に鳥インフルエンザのサンプルを求める

【大紀元日本1月2日】世界保健機関(WHO)は、H5N1型鳥インフルエンザ感染し3人が死亡したと発表した中共政権に対して、鳥インフルエンザ感染情報にかかわるウイルスのサンプルを提供するよう呼びかけた。博訊ネットが伝えた。

中国衛生部は29日、福建省の女性(41)が12月21日に鳥インフルエンザ・ウイルスH5N1に感染し死亡したことを発表した。これを含めて、中国ですでに7人が鳥インフルエンザに感染し、うち3人が死亡した。今回死亡した女性の居住地で家畜類の鳥インフルエンザ感染の発生が確認されておらず、感染ルートは不明である。

WHO駐北京事務所のワディア氏は、小範囲で発生した鳥インフルエンザを適切に対応するのが極めて困難のため、感染ウイルスのサンプルの共有が非常に有効な措置であると述べた。

しかし、中共政権は先週、サンプルの提供を拒否した。ワディア氏は、中共政権の対応が「世界各国が感染予防のための努力を阻んでいる」と中共を厳しく批判した。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]