北朝鮮、金正哲が後継者に決定か

【大紀元日本3月6日】韓国紙「朝鮮日報」の系列誌「月刊朝鮮」の最新号によると、金正日総書記の64歳の誕生日である2月16日、北朝鮮中央政府は、指導部の高官に次男・金正哲(キム・ジョンチョル)氏の顔を刻印した徽章を配布したという。このことから同氏はすでに後継者として権力を受け継ぐものとみられている。

同誌によると、北朝鮮はこれまで、高官に配給したのは前国家主席・金日成(金正日氏の父)、金正日総書記と金正哲の徽章だけだった。そのことから金正哲氏はすでに後継者と選定され、権力を受け継ぐ段階に入ったとみられている。

今年24歳の金正哲氏は、金正日氏と高英姬(コ・ヨンヒ)夫人の間に生まれた子供で、スイス留学したこともあり、バスケットとスキーが趣味、金正日氏にたいへん寵愛されているという。

韓国に亡命した北朝鮮の金日成綜合大学の元教授・趙明哲(チョ・ミョンチョル)氏は、「金正哲氏が金正日総書記の後継者に選定されれば、母親違いの兄・金正男(キム・ジョンナム)氏との間で、流血闘争が避けられない」とみている。

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