現代中国経済に見られる「四つの怪奇現象」

【大紀元日本7月21日】「中国経済ネット」によると、現代の中国経済には、経済学理論に反する「四つの怪奇現象」が見られるという。とりわけ、経済成長と高失業率が並存、長期的な経済成長に反し株式市場は低調、デフレなのに不動産バブル、経済は過熱しているのに超低金利などの現象を指摘している。

経済ネットが指摘する怪奇現象の一つ目は、中国経済において高成長と高失業率が共に存在する現象。2000年以来、中国経済の発展が進めば進むほど、大学生たちの就職は難しくなっている。1990年代から、中国はほぼ10%の経済成長率を維持してきたが、それに対し、就職の増加率は1・1%にすぎないという。

二つ目に、高度経済成長にもかかわらず、中国の株式市場は弱気だという異常現象がある。 有力新興国と呼ばれる「BRICS」の国々と比べ、中国株式市場には投資家の熱狂ぶりが乏しい。去年、ロシア株式市場の株価の上昇幅は100%以上に達し、ブラジルとインドの株価の上昇幅も50%を超えている。

▶ 続きを読む
関連記事
夏休みの旅行シーズンなのに、中国では航空券が数千円で買える格安便が続々登場。ただ、表示価格には注意が必要
不動産バブル崩壊、消費低迷、投資減速。中国経済は次の成長エンジンを見いだせるのか。専門家は、AI「DeepSeek」のような技術革新だけでは構造的な課題は解決できないと分析。さらに「最大の足かせは共産党体制そのもの」と指摘する
中国・広西チワン族自治区で豪雨被害が拡大している。横州市の六藍ダム決壊をめぐり、当局は死者39人、行方不明者9人と発表したが、複数の地元村民は大紀元に対し、実際の死者数は千人規模に上る可能性があると証言した
英国政府が承認した中共のロンドンメガ大使館計画をめぐり、地元住民団体が司法審査を求めた。住民側は、大規模デモや越境弾圧、安全上のリスクを十分に検討していないと訴えている
中国広西のダム決壊で再び物議。繰り返される「予告なき放流」 背後に潜む責任回避と人災の構図