未来への伝言『家なき幼稚園』(2)

【大紀元日本12月30日】大正から昭和初期にかけて、特に1920年代(大正9年―昭和4年)は、日本の「子ども」が発見された時代でした。

大正7年、宝塚音楽歌劇学校が誕生します。「家なき幼稚園」を創立した橋詰良一氏は、宝塚少女歌劇団で脚本を書くなどして、その発展に尽力した人でもありました。少女ミュージカルへの情熱と「家なき幼稚園」開園の着想は、どこかでしっかりと繋がっています。

同じく大正7年に、童話と童謡の雑誌『赤い鳥』(夏目漱石門下生・鈴木三重吉)が創刊されます。赤い鳥に集まった作家たち(芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花、小川未明、小山内薫、菊池寛、北原白秋、西条八十、佐藤春夫、高浜虚子、三木露風ら)が、日本の子どもを発見していく童謡や童話を、次々に全国にヒットさせていきます。この一世を風靡した赤い鳥運動は、翌年に雑誌『金の船』(後に『金の星』と改題)、翌々年には『童話』、そして大正11年の絵雑誌『コドモノクニ』の創刊を促す起爆剤となります。

▶ 続きを読む
関連記事
ギネス認定の「世界一高価なお米」金芽米。1kg1万円超の価格にもかかわらず、実は利益は出ていないという。日本米の価値を世界に伝えるために生まれた、その驚きの背景とこだわりを追う
春は肝と心のバランスが乱れやすく、不眠やイライラが起こりやすい季節。トマトや牛肉などを組み合わせた五行食養により、気血を補い、心の火を鎮め、安眠と精神の安定をサポートします。
「遺伝だから仕方ない」と思っていませんか?実は健康や老化の多くは、日々の食事や習慣で変えられる可能性があります。最新のエピジェネティクス研究から、長寿につながる生活の選び方と、今日から実践できるヒントをわかりやすく紹介します。
爪の白い点=カルシウム不足、は誤解? 実は「別の栄養不足」のサインかもしれません。
台湾の最北部に位置する無人島基隆嶼(キールンしょ)は基隆市の沖で最も象徴的なランドマークです。夏季予約限定の基隆嶼ツアーに参加して、基隆の海を見守り続けてきた無人島、基隆嶼へ、上陸観光に出かけましょう!