北京郊外で再び豚コレラ大発生、メディアは報道禁止

香港紙「明報」報道によると、先月末、北京郊外の通州で発生した豚マイコプラズマ肺炎、豚コレラの混合感染が発生したのに続けて、北京の平谷、順義などの郊外地区においても大規模な豚コレラが発生し、このために倒産した養豚場も出現しているという。当地の養豚企業は、感染が発生したことを認めているが、当局は報道を許可していない。北京市農業局官員は、現在調査中であると述べた。

 北京郊外で比較的大規模な豚コレラが発生した際、北京市内では流言蜚語が飛び交った。これに対し、北京市衛生局は13日、市内において化膿性脳炎のウィルスを持った豚肉が出回っているというのは全くのデマであると否定した。しかし、広く伝えられている北京郊外の豚コレラについては何の説明もしなかった。情報によると、豚コレラが発生しているのは、主として平谷区及び順義区など、北京市の食肉の主要な供給養殖地である。

 平谷区大興庄鎮英美養豚場の作業員は、明報の取材を受けた際、当地の一部の養豚場において、最近豚コレラが発生していることを認め、「これらの豚は、鼻水を流し、くしゃみ、せきをし、物を食べておらず、症状は、人の風邪に似ています。たくさんの豚が死にました…」と語った。彼はまた、これらの養豚場は既に封鎖され、外部の人を近づけていないことを明らかにした。

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