アジアで偽医薬品が氾濫、中国が主な供給源
【大紀元日本2月26日】アジアには偽医薬品が氾濫しており、それによる死亡者は毎年20万人以上に上る。中でも中国は偽医薬品の最大輸出国とされ、各国に輸出した劣悪な偽ブランド医薬品の数は膨大である。専門家は、この問題を解決するには、政府、民間団体および消費者が共同で努力する他に方法はないとの見解を示している。
インターナショナル・ヘラルド・トリビュー紙によると、東南アジアで最近、医薬品の抜き打ち検査の調査結果は、54%のマラリア治療薬が劣悪な偽医薬品であることが明らかになった。世界保健機関(WHO)は、世界でマラリアによって死亡した100万人の中に、20%の患者が真正の医薬品を摂取していれば、死亡は避けられたと発表している。その他に、偽の抗生物質から、結核治療薬、エイズ用治療薬、日本脳炎のワクチンまで1万種類以上の偽医薬品が年間最高20万人の死亡をもたらしたという。
*偽医薬品はアジアの巨大産業に化した
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