【漫画(MANGA)往来】スタンド・バイ~荒木飛呂彦~①

【大紀元日本4月8日】もしあなたがミケランジェロが好きなら、荒木飛呂彦漫画を読むべきである。ゴーギャンがタヒチに行った謎に心がそそられるなら、恐らく主人公たちの奇妙な冒険に没頭することができるだろう。ミケランジェロという名前は、ミカエルというエンジェルの呼び名を指す。ウルトラジャンプ連載中の『スティール・ボール・ラン』を彩る登場人物は、ミケランジェロの人物彫刻の圧倒的な表現力の影響を消化した、荒木飛呂彦の秀逸な人物デッサン力によって描かれている。

主人公たちが冒険に人生を賭ける経緯(いきさつ)があるように、悪として機能する敵たちの動機が生まれた背景をも、作者は徹底して興味深く執拗に考察する。ゴーギャンがタヒチに行ったのは何故なのか? 敵がテロリストとなった動機は何なのか? この二つの問いの解明は、荒木ワールドでは清々しいほど等価なのである。

荒木飛呂彦の漫画はその綺想に満ちたアイデアの、酔わせるような連打のスピードが格別に素晴しい。少年が冒険心を一杯に溢れさせる限りないその日の夢を即坐に、ロマネスクなバトルの世界へと、スリリングに一挙に連れ去って叶えてくれるのが魅力だ。

▶ 続きを読む
関連記事
耳の近くにあるツボ「聴会」の位置と刺激方法を解説。耳鳴りや歯の違和感のセルフケアとして、日常に取り入れやすい指圧のポイントを紹介します。
繰り返す下痢、その原因は「湿」かもしれません。体質別の見分け方から3つのツボ、腸をやさしく整える山薬・蓮子粥まで、中医学の知恵をわかりやすく解説。自分に合う整え方がきっと見つかります。
使っていない家電、差しっぱなしになっていませんか?待機電力のムダや落雷・火災リスクを防ぐため、今すぐ見直したい「プラグを抜くべき8つの場面」をわかりやすくまとめました。節電にも安心にもつながります。
眠りに落ちる直前の「ぼんやり時間」に、突然ひらめいた経験はありませんか?実はその瞬間、脳は創造力が高まる特別な状態に入っています。科学が解き明かす仕組みと、意図的に活用する方法を紹介します。
コロッセオやフォロ・ロマーノ、バチカン市国からトラステヴェレの街歩きまで。歴史・芸術・食をバランスよく楽しむ、ローマ24時間の王道ルートを紹介します。