中国人権問題、胡・総書記に圧力=G8サミット

【大紀元日本6月11日】ドイツのロストクで開かれた主要国首脳(G8)会議=ハイリゲンダム・サミットは6月9日、4日間にわたる会議を終了し、地球温暖化対策、イラン・北朝鮮の核問題、スーダンのダルフール問題について話し合ったほか、中国の人権問題について、胡錦濤総書記に対しても圧力をかけた。

*中国の人権蹂躙を非難

BBCによると、これまでに中国の人権蹂躙問題を強く非難して来たカナダのハーパー首相は、G8サミットに参加した胡総書記に対して、カナダは今後も積極的かつ適切に中国が欠けている民主の問題に対して、「合理的な」関心を寄せることを表明したという。ハーパー首相は、中国の民主および人権における普遍的な問題に限らず、個別的事件も含むと強調し、特に、ウイグル族のフセイン・セリル(Huseyin Celil)氏に対する「テロ活動および国家分裂陰謀罪」の判決に言及した。

▶ 続きを読む
関連記事
人気オンラインゲーム「アクシー・インフィニティ」ソフトウェアに対するハッカー攻撃で6.15億米ドル(約780億 […]
[東京 24日 ロイター] – 海上保安庁は、防衛省の情報として、24日午後に北朝鮮から発射された […]
[ジュネーブ 21日 ロイター] - 国連のトマス・オヘア・キンタナ北朝鮮人権状況特別報告者は21日、北朝鮮に対し、政治犯収容施設で劣悪な環境に置かれた多数の人々を解放するよう呼び掛けると同時に、国際社会に核問題とともにこの問題を取り上げるよう促した。 キンタナ氏は、2014年の国連調査で最大12万人が収容施設で拘束されていることが判明したとし、その後も施設に関する報告を受け続けていると述べた。
[東京 11日 ロイター] - 松野博一官房長官は11日の閣議後会見で、北朝鮮による一連の軍事的な行動について、日本や国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できないと述べた。 防衛省は11日、北朝鮮が2月27日と3月5日に発射したミサイルを米政府と連携して分析したところ、いずれも大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だったことが分かったと発表した。当該ミサイルの最大射程での発射試験を行う前に
[ソウル 4日 ロイター] - 米国の北朝鮮研究サイト「38ノース」は4日、商業衛星写真を基に、北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)核施設の活動が活発化しているとの見方を示した。 核分裂性物質の生産が行われているほか、施設拡大に向けた基礎工事が進められており、近く実験用軽水炉(ELWR)の稼働が始まる可能性があるという。ただ、プルトニウム抽出のために使用済み核燃料を再処理する放射化学実験室の能力拡大に向けた