陳水扁総統:台湾のAPEC参加阻止、中国を非難

【大紀元日本8月9日】陳水扁台湾総統は8月5日に、台湾代表が今年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席することを阻止した中国当局を非難した。陳総統は外交部が主催された国連に加入するための研究討論会でこの内容を発表した。陳総統は、台湾側は極力に中国当局に対して、軽率に犯さないようにしているにも係わらず、中国当局は台湾を孤立させることを依然として放棄しないと指摘した。中国当局は今年の9月にシドニーにて開催される予定のAPEC首脳会議に出席する、陳総統の指名した特使を拒否した。米VOAが伝えた。

陳総統は指名された特使の具体的氏名は明かさなかったが、台湾中央社の報道では、陳総統が指名したのは、蔡英文・前行政院副院長であるという。中央社の分析によると、中国当局は蔡・前副院長を封殺した主要原因とは、蔡氏はかつて李登輝・前総統の顧問を務めたときに、中国および台湾は「国と国の関係」論調を繰り広げたことから、中国当局の気分を害したからだという。

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