書評:『ももの かんづめ』(さくらももこ著)
【大紀元日本9月21日】赤いお帽子をかぶり緑色の髪をなびかせた小人と話したことのある子どもが、昔はたくさんいました。小人の妖精から赤いお帽子をもらった子どもは、魔法の言葉をおぼえました。緑色のチョッキを着た小人が、手をつないで輪をつくって踊り、赤頭巾ちゃんが真ん中でじっとしていると、後ろの正面がぼーっと見えてきたようでした。
さくらももこさんは、静岡県清水市の青果店で生まれ育ちました。富士の山はいつでも見えるところにありました。山が富士なら、花は桜だと思いました。桃の缶詰は、ほんものの桃が魔法をかけられて、ままごと遊びのお店に並んでいます。「さくらももこ」という女の子の誕生です。さくらももこさんが桃の缶詰を、桜咲く日本の少女とお母さんに届けました。桃の缶詰には丸ごと、ちびまるこちゃんが詰まっています。
『ももの かんづめ』に「乙女のばか心」というエッセイがあります。姉様人形あそびのように、夢見る少女が理想の男性とのお嫁さんごっこを、飽きることなくリハーサルします。さくらももこさんは、照るてる桃色のはじらいで乙女のばか心と呼んだのです。姉様=新嫁遊びというのは、女の子が一度は夢中になる着せ替え人形遊びです。
関連記事
パーキンソン病の人を対象としたダンスは、歩行やバランスの改善に役立つ可能性があり、表現する喜びや人との交流も生みます。専門医の解説と各国のダンス教室での体験を紹介します
顔色の赤みや黄ばみ、青白さ、くすみは、体調の変化を知る手がかりの一つ。中医学での5つの顔色の捉え方と、唇や目元に現れる注意したい変化、手軽にできる指先マッサージを紹介します
中医学における「デトックス」は、体本来のバランスを支えるという考え方。時間帯と体の働きを結びつける「経絡時計」の仕組みから、背中を鍛える4つのエクササイズまで、毎日の養生法を紹介します
スマホから離れることはできても、その状態を続けるのは意外と難しいもの。つい画面を見てしまう心理と、デジタルデトックスを長続きさせるための実践的な工夫を紹介します
アルツハイマー病には、脳のエネルギー代謝の異常が関係しているかもしれません。血糖管理、睡眠、食事、運動など、脳の健康を支えるために知っておきたいことを紹介します