【草木染めの植物】鬱金(ウコン)

【大紀元日本10月27日】熱帯アジアの原産で沖縄・台湾に自生しているが、近年観賞用にも栽培されています。しょうが科の多年生で、地下茎を多方面に利用します。塊根が宇金(生薬名は川玉金)、根茎のほうは姜黄(日本名のウコン、ターメリック)と呼ばれ、効能も少し異なります。

塊根の薬用は肝に働いて瘀血を改善し、行気・止痛に、また利胆として用いられます。

姜黄が日本では習慣的にウコンと呼ばれ、ウコン色(黄)をしています。着色料として食用に利用され、カレー粉の原料の一つです。

染料としては黄色、赤味の黄色が染まり、古くから、うこん木綿として知られています。うこん木綿は、堅牢度は低いが防虫効果があり、書画、衣類の保護に使われ、とくに「鬱金文庫」と称されていました。また、紅染めとともに産着にもよく用いられました。

(文・ハナビシソウ)

関連記事
甘くて心地よい糖分に慣れていると、糖を断つのは耐えられないでしょうか?糖を断った後の利点を考えると、それが絶対に価値があると思うでしょう。 「あなたの体は糖(加糖)を必要としていません」と、2型糖尿病の逆転に長期間注目している腎臓病専門の馮子新氏は大紀元のインタビューで述べ、糖を断った後、あなたの体には予想外の変化が起こると言っています。
このごろ、雨が降り続く中国各地では、雨上がりになると「危険な巨大カタツムリ」がたくさん出現しており、ネット上でも話題になっている。
米連邦控訴裁判所は、COVID-19パンデミックによる陪審裁判の停止措置を理由に、刑事事件を2度却下した判事をその事件から解任した。5第9巡回控訴裁判所の3人の裁判官は、ジェフリー・オルセン氏に対する訴訟はコーマック・カーニーから別の判事に再割り当てされると発表した。
米アラバマ州のパパが、10年以上にわたってトレードマークだったヒゲを剃り、子供たちに衝撃を与えました。
白衣を身にまとい、蓮の台座にたたずみ、柳の枝を片手に、純水の入った壺をもう片方の手にする観音菩薩は、慈母観音としても知られます。