現代人の修煉物語 末期肺がんからの生還

【大紀元日本12月12日】私の父は今年65歳で、数年前に退職した。退職する前は、ある町工場の管理者だった。1994年8月、父は息切れを感じ、歩く力もなくなり、体調が急に悪くなった。私は父を自分が住んでいる都市に連れてきて、大きな病院で検査をしてもらった。すると、肺がんと診断され、一週間後に手術をすると医師から言われた。

手術予定日の2日前に、3カ所に出した病理組織の検査結果が返ってきた。結果はみな同じで、極めて悪性の「小細胞肺がん」だった。手術の担当医は、この検査結果を見ると、「手術をする必要はない。恐らくすでに全身に転移している。お父さんを連れて帰って、残りの時間を楽しく過ごさせてあげなさい」と言った。仕方なく、私は父を実家へ送り返した。

その後、化学療法を施し(化学療法で父の髪の毛は全て抜けた)、さらに民間療法の薬や外国からの輸入薬など様々な治療法を行い、医薬費はあっという間に2万元を超えたが、父の病気は見る見るうちに悪くなり、翌年の夏には、もう食事も食べられず、ベッドから下りることも困難になった。

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