【草木染めの植物】南天(ナンテン)
【大紀元日本12月25日】日本の暖地の山林に自生しているめぎ科の常緑低木で、庭園には好んで栽培されています。6月頃、白い小さな花が咲き、初冬から赤や白の穂状の実をつけ、特に赤はとても鮮やかで見事なものです。美しさに加え、「難(ナン)を転(テン)ず」と言われ厄除けに、また縁起の良い植物としてお正月の生花や飾りにも用いられます。
実(南天実)、葉(南天竹葉)ともに消炎、鎮咳効果があり、煎じたり(用量5~10g/日)、生汁で使用されます。特に実のエキスは咳止めとして、のど飴やシロップに処方され、生葉は揉んで切り傷にすり込むなど、昔から民間でもよく使われています。枝葉は彩りとして、また、わずかに殺菌作用も有すため、重箱に詰めた赤飯などの上に乗せたりもします。
幹材は黄色で古くから染色に用いられていましたが、切ってすぐでなければ染まりません。黄色、茶色に染まります。
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