チベット弾圧:北京の中央民族大学でも抗議活動

【大紀元日本3月18日】 【大紀元日本3月18日】国際人権団体の情報や、目撃者によると、中国北京市の中央民族大学で17日、在籍のチベット族学生50人ほどが学校内で座り込み、政府当局のチベットへの弾圧に抗議し、ラサで発生した抗議デモへの声援を行ったという。これにより、チベット人による抗議活動ははじめて中国首都に広まったことになる。

AP通信社によると、チベット族学生50人ほどが17日夕方、北京市海淀区にある中央民族大学前で座り込み、ろうそくに火をつけて静かに抗議活動を行ったという。また、目撃者によると、当時抗議現場に警察がいたが、学生との間に衝突は発生しなかった。しかし、北京市警察当局はすでに抗議活動の「首謀者」を捜査し逮捕する動きに出たという。

これは、14日にラサで起きたチベット人による抗議活動が始まって以来、首都北京で初めて起きた抗議活動。中央民族大学は中国少数民族教育の最高学府として少数民族の人材養成を使命として、中国56民族の学生が在籍している。

(翻訳・編集/張 哲)
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