【草木染めの植物】柊南天(ヒイラギナンテン)
【大紀元日本4月26日】中国原産で日本には17世紀頃に入ったと思われるめぎ科の常緑低木。葉が柊に似ていてトウナンテンとも言われ、好んで庭に植えられます。3月頃には黄色の小花を総状花序につけ、秋には紅葉し、球状の果実が紫黒色に熟します。この属(ヒイラギナンテン属)の中国名を十大功労といい、世界各地に数十種もあります。
葉は(十大)功労葉と呼ばれ、肺と腎に働く要薬で、肺結核の微熱・咳を鎮めます。用量は一日9~15gで煎服します。
民間では、根、茎、葉、果実を解熱・解毒の薬として用いるとか、独特の芳香は記憶力を高め若返ると言われています。
染色には、細かく切った茎をよく煮出して使用します。青味がかった黄色が染まりますが、アルミ媒染では少し緑がかります。
関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。