【大紀元日本5月8日】岡山市の西の郊外から総社市に続く丘陵地と田園の連なる一帯は吉備路(きびじ)と呼ばれ、大和、北九州と並び栄えた古代吉備王国の中心地である。4月29日、吉備路の総社市上林の備中国分寺周辺では「第23回吉備路れんげまつり」が開催された。広大なレンゲ畑(約20㌶)は見ごろを迎え約3万5千人の家族連れらがれんげ色に染まった吉備路を満喫した。
また、総社市では5月6日まで「春の吉備路れんげウィーク」を展開し、こうもり塚古墳の石室、国重要文化財である五重塔の初層に安置されている五智如来像および国分寺本堂の薬師三尊像などを一般公開して無料ガイドを行なった。年に一度この時期だけ公開されるとあって、レンタサイクルでそれぞれの箇所を見学する家族連れや記念撮影をするカップル、観光客などで国分寺周辺は終日にぎわった。
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