中共当局またも情報隠ぺい、唐山大地震の惨劇繰り返す

【大紀元日本5月15日】2006年の中国唐山大地震30周年忌、民間から大地震についての反省の声が沸き起こった。ある地震専門家の話によると、唐山の地震は事前に予報しなかったのではなく、ただその情報は重視されなかっただけだという。

唐山の作家張慶洲氏が2005年出版した著書『唐山警世録』によると、唐山大地震はかつて多くの人が予測したが、政治闘争が絡んでいるため、地震予報の発表は見送られ、結局数十万人死亡という痛ましい結果になったという。

今回の汶川大地震に対しては、当局はまったく30年前の教訓を汲み取らずに、またオリンピックのために社会の安定が必要という理由で、情報を知りながら周知させず、重大な人命損失をもたらした。

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四川大地震から12年。当時、大地震で同省都江堰市の聚源中学校で多くの生徒が死亡した。5月12日、子どもたちを失った親は中学校の跡地で追悼集会を行った。地元当局が特殊警察部隊などを投入し、現場で監視に当たった。
2008年5月12日。現地時間の午後2時28分、四川大地震が起きた。
中国西部の四川省自貢市栄県では2月24日から同25日にかけて、マグニチュード(M)4以上の地震が3回発生し、少なくとも4人が死亡した。地域住民はシェールガス採掘で誘発した「人工地震」と信じており、数万人がデモ行進を行い、現地政府に強く抗議している。
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