四川大地震前の異常現象続出、予知情報を握りつぶした疑惑

【大紀元日本5月13日】中国四川省汶川県で5月12日に発生した大地震について、現地では、十数日前から、地震発生の噂が流れていたことが判明、現地政府は当時、捏造であると市民に説明、デマの撲滅を命じていたことが明らかになった。また、現地の地震局が事前に地震発生の兆候を掴んだが、社会安定のために、公表しなかったとの内部関係者の証言も流れている。

現地の情報によると、十数日前から、アバ・チベット族チャン族自治州では、近いうちに地震発生の噂が流れていた。住民らは州政府の「防震減災局」に確認の電話をしたが、同局は捏造の情報である、と明確に答え、情報の出所を探り出し、責任追及するよう命じ、四川省政府のホームページで、「捏造情報を説明する」との内容の公告まで出していた。

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7万人の犠牲者を出した四川大地震が12日、発生から13年を迎えた。地震のなか、校舎の倒壊で死亡した児童・生徒の保護者100人は同日、同省都江堰市聚源中学校の跡地に集まり、追悼集会を行った。
四川大地震から12年。当時、大地震で同省都江堰市の聚源中学校で多くの生徒が死亡した。5月12日、子どもたちを失った親は中学校の跡地で追悼集会を行った。地元当局が特殊警察部隊などを投入し、現場で監視に当たった。
2008年5月12日。現地時間の午後2時28分、四川大地震が起きた。
中国西部の四川省自貢市栄県では2月24日から同25日にかけて、マグニチュード(M)4以上の地震が3回発生し、少なくとも4人が死亡した。地域住民はシェールガス採掘で誘発した「人工地震」と信じており、数万人がデモ行進を行い、現地政府に強く抗議している。
8月8日21時ごろ、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生。国家減災委員会の推測によると、100人程度が死亡、13万戸の家屋が破損した可能性があるという。国営メディアによると、ケガ人も多数でている。