四川大地震:死者3万人超、19日から3日間服喪

【大紀元日本5月19日】5月12に発生した四川地震は、大多数の死傷者をもたらし、国営新華社によると、18日午後2時(日本時間同3時)の時点で3万2476人に上った。北京オリンピック委員会のホームページによると、地震で亡くなった同胞への哀悼の意を表すために、北京オリンピック委員会は、5月19日より21日の3日間、五輪トーチの大陸内リレー活動を中止し、喪に服することにした。

(翻訳・余静、編集・藤川)

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7万人の犠牲者を出した四川大地震が12日、発生から13年を迎えた。地震のなか、校舎の倒壊で死亡した児童・生徒の保護者100人は同日、同省都江堰市聚源中学校の跡地に集まり、追悼集会を行った。
四川大地震から12年。当時、大地震で同省都江堰市の聚源中学校で多くの生徒が死亡した。5月12日、子どもたちを失った親は中学校の跡地で追悼集会を行った。地元当局が特殊警察部隊などを投入し、現場で監視に当たった。
2008年5月12日。現地時間の午後2時28分、四川大地震が起きた。
中国西部の四川省自貢市栄県では2月24日から同25日にかけて、マグニチュード(M)4以上の地震が3回発生し、少なくとも4人が死亡した。地域住民はシェールガス採掘で誘発した「人工地震」と信じており、数万人がデモ行進を行い、現地政府に強く抗議している。
8月8日21時ごろ、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生。国家減災委員会の推測によると、100人程度が死亡、13万戸の家屋が破損した可能性があるという。国営メディアによると、ケガ人も多数でている。