【ショートストーリー】おにぎり

【大紀元日本6月24日】李君(26)は、中国雲南省の田舎から出て来た留学生だ。日本の大学へは民間基金の奨学金で来日したが、生活費等を考えると、やはりアルバイトをしないとやっていけず、夜間スーパーで働いている。

李君が来日してスーパーで働くようになってから「奇怪だ」と思うことがある。それは「賞味期限」と称して、大量のまだ食べられる食材が捨てられていることだ。李君は、気温も湿度も高い地方で育ったので、食材の匂いを嗅ぐだけで腐敗しているか否かが分かる。

李君自身もアルバイト先からこのような賞味期限切れの食材をもらってきてしょっちゅう食べているが、別に健康を害したことなど一度もない。むしろ、地球の資源を大事にできたとエコ的に誇らしい気持ちだった。

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