顔幅が広い男性は攻撃的=カナダ研究チーム

【大紀元日本8月23日】カナダオンタリオ州のブロック大学の研究によると、攻撃的な男性かどうかは、その顔の形を見れば一目で分かるという。顔幅が広い男性は、縦長の男性より攻撃性があるという結論が出された。

この研究を実施した研究チームによると、左右の頬骨の間の距離が上唇からまゆげまでの距離より長い男性は、挑発されたとき、激怒する確率が高いという。これは数千年前に起きたある進化によってもたらされたものと解釈されている。この研究結果は『英国王立協会生物学会報』(Proceedings of the Royal Society B)に掲載されている。

今回の被験者は、アイスホッケーの社会人チーム、大学チームとナショナルチームに所属する選手に限定された。研究者は顔の幅と長さと、試合中ルール違反によって退場させられるまでの時間との相関関係について調べた。その結果、顔の幅が広い選手は、過激な行動に出たり、処罰を受けやすいという結論に至った。

被験者をアイスホッケー選手にした理由について、研究チームは「過激な行動がよく起こるスポーツだから」としている。

しかし、この研究結果は男性のみに当てはまる。女性からは顔の形と攻撃性との関連性が見出せなかったという。このことから、なぜ男性の顔は凛として、力を感じさせており、女性の顔は丸みを帯びて優しいイメージがあるのかをも解釈することができたと研究チームは考察を行った。

これまでの研究によって、顔の形に男女の差があることは既に明らかになっている。一般的に男性は女性より顔が横長であるという。この違いは実は古くからの異性を選択する際の好みの変化を反映している。幾つかの研究は、女性は男性の顔が男らしいかどうかをもって、この男性が良い父親になれるかどうか、または男性としての魅力があるかどうかを判断しているとの結論を出した。

(翻訳/編集=高遠)

関連記事
人に悪く言われても、怒らず、謙虚に接した翟方進。 相手の敵意を消し、関係を円満にしたこの逸話は、『漢書』に記された2000年前の人間関係の知恵です。 一歩引く勇気が、道を開きます。
東京の春を切り取った18枚の静止画を通して、春の希望と喜び、そして前向きに生きる活力を感じて頂けたら幸いです。
ローゼルは抗酸化成分が豊富で、血圧・血糖・脂質を下げ、がんやアルツハイマーの予防にも効果が期待されます。美容やダイエットにも有効で、薬食同源の代表食材として注目されています。
「血管の老化」が心筋梗塞や脳卒中を招く⁉ でも安心。ブロッコリーやリンゴなどの“若返り食材”と、1日3分の簡単運動で血管年齢は変えられる!
かつて菜食主義を信じていた有名シェフが、自然と命の循環を見つめ直し、再生農業の道へ。すべての命が関わる「ほんものの食」とは何か──その答えがここにあります。