【バンクーバー通信】ビスタ君とモハビ君

【大紀元日本8月27日】むかしむかし、あるところにビスタ君とモハビ君という一卵性双生児がいました。ビスタ君は海に魚を釣りに、モハビ君は山に狩りに……。海彦、山彦の話かって?いえいえ違います。

ビスタとモハビと聞いて、「あっ」と思った読者の方もたくさんいらっしゃることでしょう。私自身のことですが、先週から新しいノートパソコンを使い出しました。PCを買ったお店の人からXPとVista(ビスタ)のどっちにしたいかと聞かれて迷っていたら、まずはXPを入れて2年くらい使ってからビスタに替えたらどうかと提案してくれました。この店のお客様でビスタからXPに戻った人が何人もいるというのです。実際のところ、私も最初、XPをインストールしてもらいましたが、週末の間に考え直し週があけてからビスタに入れ直してもらいました。そしてそれから日本語のソフトをインストールしてもらうために行った日本人経営の店でどこがなぜ、そんなに不人気なのかを詳しく聞くことができました。

それはPCの電源を切るときのやり方が、以前とはちょっと違うだけなのです。スタートボタンが丸いウィンドーズのアイコンに変わっただけといったことなのです。私自身はビスタのほうがよいように思えます。

このマイクロソフトのビスタは、XPの後継ソフトとして昨年1月に発売されたのですが、なぜか皆んなから嫌われ者にされてしまったというわけです。そこで会社側が一計を案じました。ビスタ嫌いのユーザーにMojave(モハビ)という名の新しいソフトを試してもらったところ90%の方々が好きだと答えたというのです。

もうお分かりでしょうか。このビスタとモハビは一卵性双生児というか、まさにクローンだったのです。まったく同じソフトを名前だけ替えたものだったのです。

まったくの驚きのニュースではありませんか。

バンクーバー記者=春馨)

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