有毒粉ミルク事件:WHO、中国に釈明を要求

【大紀元日本9月20日】世界保健機関(WHO)は9月18日、中国でなぜ有毒な粉ミルクが市場に流入した事実を発見するのに数カ月もかかったのかについての釈明を同政府に求めた。香港では「伊利」乳製品が全面回収されたことを受け、中国当局は大陸から香港へ出荷される粉ミルクについて全面検査を行っている。

ラジオ自由アジア(RFA)によると、3カ月もの間隠ぺいされたメラミン入り粉ミルク事件は北京五輪後にやっと全面的に明るみに出たことについて、WHO駐中代表は18日、中国に対しなぜ人々がこの問題を知るのに何カ月もかかったのかについての原因追及を求めたという。

WHO駐中代表である韓卓昇氏は、必ず問題発生の原因を究明しなければならない緊急案件であるにもかかわらず、なぜ公表が遅れたのかと指摘した。一方で同氏は、中国が先週この事件が明らかになった後、牛乳製造業者の捜査と有毒粉ミルク流通制限の措置を取ったことに対しては評価をしている。

韓氏は、中国政府はこれが故意的な隠ぺいか、あるいはミスなのかを調べる必要があり、もしミスや通達漏れであるならば中央政府は地方が受けたこの教訓を受け止め、同じ過ちを繰り返してはならないと述べた。だが故意的な隠ぺいにより通達しなかったのならば、これは深刻な問題であると指摘している。

香港食物安全専門員・陳漢儀氏は市場に流通するすべてのメーカーの乳児用粉ミルクを全面的に検査するには数日間を要すると話す。検査によりメラミン含有が認められた「伊利」の牛乳については、香港代理店が牛乳と乳製品を全面的に回収すると発表している。

中国は健康および食品安全上、人々に真相を隠し続けてきたため非難されている。2003年に流行したSARSも隠ぺいと非公表により、最終的に全世界に蔓延させたという前科がある。中国外交部は18日の記者会見時、中央政府が三鹿有毒粉ミルク事件を重視していることを伝え、一連の重大部署を配置。関連部門は短時間で迅速で有効な措置を取っていると回答した。

(翻訳・坂本)
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