中国甘粛省当局、無抵抗の農民を武力弾圧
【大紀元日本11月22日】中国甘粛省隴南(ロウナン)市武都区で11月18日、大規模な民衆抗議活動が警察に暴力的に鎮圧された。当局は19日に再び数千人の武装警察を武都区の数か所の立ち退き指定地区に進駐させ、同夜、巡回する警察はさらに民衆に対して暴力を振るった。
情報筋によると、甘粛省隴南市行政所在地の移転に絡む農民の土地収用問題を巡り、5万人を超える農民の抗議が行われ、当局の武力弾圧により数百人の農民が負傷し、死者も出た模様。また、拘束された農民が多く、尋ね人の広告が町の至るところにでているという。
次の写真には、武装警察らが棍棒等で無抵抗の地元農民たちを殴る、蹴るなどの暴力行為が、はっきりと写されている。
(翻訳編集・余靜)
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1月初めから中旬まで、中国各地で数万人を超える大規模な抗議デモが相次いでいる。トラック運転手の新制度抗議やタクシードライバーのストライキ、土地を失った農民の保障要求など、訴えの内容はさまざまだが、警察は多くのケースで暴力をともなう強制解散や逮捕を行った。
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