中国人権弁護士・高智晟、行方不明から五カ月
【大紀元日本6月19日】中国人権弁護士高智晟氏が、今年2月4日に中国陜西省で警察に連行され、行方が分からなくなってすでに五カ月が経った。その兄・高智義さんは弟を探すために、6月14日に生計を立ててきた農業の仕事をやめ、北京を訪ねた。しかし、公安局は智義さんが提出した高弁護士の行方不明届を受け付けなかった。
高弁護士の妻・耿和(ゲン・フ)さんは情報を入手するために、智義さんと頻繁に連絡を取り合っている。耿和さんによると、智義さんは高弁護士の居住地区の派出所に届け出を提出し、今年の2月4日に公安に連行されてから、何の情報も入って来ていないと訴え、弟との面会を求めた。これに対して、派出所レベルではわからないとし、上に報告する必要があるが、行方がいつわかるのかは不明と答えた。
智義さんは公安局長や弟を連行した警察らに直訴するために、これからは毎日公安局を訪ね、関係者にと会えるまで待つことにしたという。
関連記事
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
白タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか