新型インフル感染、新学期で40校=香港

【大紀元日本9月8日】香港では9月に入ってから、新型インフルの感染が急増し、6日だけで384症例増え、その内の1人は危篤状態。また新学期が始まって第1週に、約40校が同時に感染発生したことがわかった。

香港衛生防御センターの発表によると、感染が発見された学校のほとんどが、感染者は数人に止まっているが、一部の学校では60~70人の集団感染が見られる。また、ウイルスの変異は今のところないようだ。

感染拡大を予防するために、すでに学校側に対して7日間の休校を勧めたという。また、新型インフルのウイルスは潜伏期があるため、これから先2~3週間で学校内感染の発生が相次ぐと予測している。

一方、1日にインフルエンザの症状が現れ、5日に緊急入院した男性(37)は、同日に新型インフルと確認され隔離治療を行なったが、危篤状態に陥っている。男性には持病はないという。

発表によると、香港でこれまでに確認された1万あまりの新型インフル症例の中で、11人が死亡したが、すべて持病があるか、または喫煙や肥満など死亡リスクの高い要素を持っていた。当局は次のワクチン製造に取り掛かっているという。

(翻訳編集・余靜)

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