スペイン法廷、江沢民らに「ジェノサイド」を認定
2年にわたる調査を経て、スペインの判事は、中国前国家主席・江沢民を含む中共政権の高官5人が法輪功に対する迫害において「ジェノサイド(集団虐殺罪) 」と「拷問罪」で起訴すること決定した。11日、原告を代表するイグレシアス弁護士はスペインの国立法廷から、被告に対する罪を認めるという公式の手紙を受け取った。
「スペインの裁判官による歴史的な判定。中国前国家主席らの残虐な犯罪に対する責任が司法の正義によって裁かれることへ大きく前進した」とイグレシアス弁護士は語る。「ジェノサイド」の認定が法的に法輪功迫害にふさわしいことを国外の法廷が認めた初めての画期的な判定であり、被告がスペインに居れば、法廷は公聴会に被告を召喚する権限を持つ。
2003年から2007年にかけて、迫害の被害者15名が、スペイン憲法の下で、中国共産党政権の高官5人を個々に告訴(acciones populares)していた。4つの事案が一つにまとめられ、2006年からスペイン国立法廷の判事が調査していた。5つめの事案は後で加えられた。
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