工業団地で大規模ストライキ 警察と衝突、百人以上が負傷=中国蘇州

【大紀元日本1月18日】15日、中国江蘇省蘇州市の工業園区にある台湾電子機器メーカー・聯建科技公司の工場内で、数千人の従業員が、工場製造環境の不備による従業員の中毒事件への補償問題及び2年連続の年末ボーナスの未支給問題に反発、ストライキを起こした。企業側から要請された300人の警察機動隊は抗議者らと衝突し、現場は一時混乱状態となった。従業員5人が警察に連行され、百人以上の負傷者が出ている模様。

目撃者によると、当日午前7時過ぎに約800人の従業員が企業の正門前で「年末ボーナスを返せ」のスローガンを掲げて企業に対して抗議した。これに対して、企業側が騒ぎ続けるとボーナスは一切出さないと脅したため、従業員らの怒りが募り、抗議者がさらに増え、全社1万3千人の従業員のうち、半数以上がデモに参加したという。

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