森林伐採、大干ばつの要因の1つか=衛星写真から見る雲南省原生林

この広大な土地に何があったのだろうか。ここ雲南省の原生林はかつて、熱帯樹木が鬱蒼と茂ったジャングルで、野生動植物の楽園として知られていたが、今や広範囲にわたる森林伐採で、禿山へと変貌して行く。最近の衛星写真からもその無惨な姿が確認できる。

巨大な森林は地球上の大気のバランスと湿度を保つ為にも重要な役割を果たしている。そんな大切な森は、産業の発展に伴い、木材として利用され、人々に濫伐されてきた。二酸化炭素を吸収する木々が減り、温室効果で地球上の温暖化が促進され、それによって、降水量が激減する。そんな負のサイクルがもたらした干ばつに今度は人々が苦しむ。また、森林伐採が行われた後の地域では、水を溜める力が弱まるため、定期的に雨が降る地域でも大地が乾燥していくという。

中国の西南部で起きている大干ばつと森林伐採。人間のどん欲な愚行への警鐘なのだろうか。

▶ 続きを読む
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。