【悠遊字在】漢字の由来(七) 海「賊」版?それとも海「盗」版?
【大紀元日本5月14日】不正コピーをして作ったソフトウェアやコンテンツのことを日本語では「海賊版」というが、同じく漢字を使う隣国中国では「海盗版」という。「賊」も「盗」も人の物をぬすむことに変わりはないが、漢字の由来をたどってみると「海賊版」と「海盗版」のニュアンスが少し違うようだ。
まず「賊」から見ると、左側の「貝」は昔は一種の貨幣であり、金銭的財産を表す。真ん中の小さい「十」は「人」という字の変化した形であり、右側の「戈」は攻撃的な武器を表す。つまり、武器を手に人の財産を奪う強盗は「賊」のことである。
次は「盗」を分解してみよう。左上の「冫」は実は「氵」の間違いである。「冫」は氷の割れ目の形を表し、氷結の意味を表す部首でこの字とは関連性がない。「氵」はもちろん水のことで、隣の「欠」は足りないことを指す。下の「皿」は食べ物などをよそう入れ物のことで、これはすなわち、食べ物は他人の「皿」にある、自分には「欠」けたご馳走を目の前にして思わず口から「水」(よだれ)が出る。そして、我慢しきれずにこっそりとそのご馳走を取ってしまうのは「盜」のことである。
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