中国人管理者が交渉介入 ホンダ部品工場、ストライキ終息
【大紀元日本6月3日】中国広東省佛山市にあるホンダ部品工場で、従業員らの賃金不満から起きたストライキは2週間後、ようやく終息へ向かった。6月2日、従業員らは復帰に同意。生産ラインが全面的に再開された。これにより、生産停止していた中国国内の四つの組立工場も、4日から操業再開の見通しとなった。
中国財経ニュースサイト「財新網」によると、6月1日朝、約300人の従業員と会社側・政府系組合との賃上げ交渉がこじれ、再び工場内でストライキを開始。その直後、完成品組立工場の広州ホンダの中国側副社長が部品工場を訪れ、話合いに介入し、事態は急速に収束に向かうこととなった。
待遇に不満を持つ同工場の従業員は、先月17日から、現在の月給1500元を2300元に賃上げすることを要求し、ストライキを行っていた。
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