空飛ぶ自動車、来年発売予定か=米国

【大紀元日本7月5日】米国テラフュギィア(Terrafugia)社が開発した「空飛ぶ自動車」が、米国連邦航空局FAA)に軽量型飛行機として認定され、陸上と空中での走行が許可された。テラフュギィア変形車と名づけられたこの車は来年発売予定で、価格は19.4万ドル。

報道によると、テラフュギィア変形車は、悪天候や可視度の低い環境、飛行禁止空域でも飛行できるほか、気候と環境の条件がさらに悪化すれば、自動車に変身して陸上で走行できるという。

車体の重量は、最も軽い小型飛行機よりわずかに重い。これから行われる衝撃能力のテストに合格すれば、来年にも発売するという。

テラフュギィア社の開発チームによれば、乗客2名と一定の重量の荷物が搭載可能で、最大搭載重量は204キロ。

車体の両側についている伸び縮み可能な翼と、後部についているプロペラが、陸と空、両方の走行を現実のものとした。電力がコントロールする翼は、30秒以内に開くことができる。

今年3月、ニューヨークで2人乗りの同型車の走行テストが行われた。高速道路での最大時速は104キロに達し、燃費は1リットルあたり13キロ。空中で飛行する場合は、520メートル以上の滑走路を必要とする。最高飛行速度は184キロで、満タン時の最高飛行距離は約640キロに及ぶ。

(翻訳編集・叶子)

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