英国バイリンガル子育て奮闘記(43) 日本の生活  (1996年)

【大紀元日本7月12日】英国育ちの7歳児との日本行きは、一人で帰省するのとは全く事情が違う。自分の中の日本の常識がくつがえされる。2年前に連れてきた時も和式トイレは使ったはずなのに、ドアを開けて床にトイレがあるのを見ると、「どうなっちゃったの?」と叫ぶ。

日本のお風呂は大好きだった。玄関での靴脱ぎは、日本人の内と外の感覚、見えざる境界線が身に付いていないようで、口を酸っぱくして注意する必要があった。

スーパーでの買い物は、珍しいことづくめ。特に、日本ではパンは主食というよりも菓子類扱いで、いろいろなものが並んでいる。さりげなく娘に、「これなに?」と尋ねられたので、「蒸しパン」と答えたら、「虫が入ってるんだったら食べない」と言われてしまった。蒸したパンなどイギリスにはないので、娘の反応も当然なのだが、その場でおかしみを分かち合ってくれる人もなく、私は一人で笑い転げるしかなかった。

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