【漢方の世界】 悔い改めこそ、問題の鍵?

【大紀元日本8月31日】今回のカルテの主人公は、手首の激痛を訴える患者。彼はスプーンを持ち上げられないほどの深刻な手首の痛みに悩んでいた。そこで、いやいやながら鍼灸治療を受けることになる。その治療院でうたた寝をした彼は、ある不思議な夢を見た。

夢の中で、彼は修煉者であった。ある時、壮大かつ厳かな法会に出席する。その場に居合わせた小坊主は、ランプを持ち損なって彼の袈裟を汚し、台無しにしてしまった。彼は激怒し、痛烈に小坊主を叱責する。大勢の前で激しい非難を浴びた小坊主は、戸惑いうろたえるのであったが……。

この奇妙な夢から目覚めた彼の心に、ふと、ある思いがよぎった。「私の半身不随の息子こそ、この小坊主ではないか」

▶ 続きを読む
関連記事
恐怖は心だけでなく、体にも影響を残すことがあります。頻尿、不眠、動悸と腎の関係を中医学の視点で解説します
食事抜き、睡眠不足、トイレの我慢。忙しい人が見逃しがちな過労のサインと、体を守るセルフケアを紹介します
近年は現代医学でも、腸内環境と皮膚の健康をつなぐ「腸皮膚軸」に注目が集まっています。シミを表面だけでなく、内側から見直す視点を紹介します
白露の頃は、冷たい食事だけで済ませないことが大切。おにぎり、味噌汁、オクラ小鉢で整えるコンビニ養生です
「病は口より入る」という言葉から、食と身体の向き合い方、そして他者への敬意や生き方の知恵を紐解くエッセイ。脾胃(ひい)をいたわる食のあり方を通じて、欲望と節制のバランスや真の豊かさを見つめ直します