氷紋は生きている証

【大紀元日本1月28日】手足がかじかむ寒い寒い朝、サクサクと足音をたてて学校へ通った思い出を持たれている方も多いのではないでしょうか。霜柱です。最近、秋の茶花シモバシラが美しい氷紋を作り出しました。岡山市半田山植物園では、連日こんなに多くの結晶が見られるのは珍しいと、希望者には早めの入園を許可しています。

シモバシラの氷紋

10月ごろ白い小花が咲くシソ科のシモバシラは、秋には葉も枯れ、茎が茶色に立枯れ棒になって年を越します。しかし、活動を続ける地中の根は水を吸い上げ、風がなく零下に冷え込んだ早朝に、地上の茎や根元に氷の結晶として現れます。

根元にできた氷の結晶

もろくなった茎の裂け目から吸い上げた水が凍りはじめ、様々な美しい氷紋を形作ります。光に当たるとたちまち溶けてしまいますが、一年に一度、冬に輝く氷の花です。この現象はシソ科の植物に出来やすいようです。

吸い上げられてできた氷の花

因みに、別名は雪寄草(ゆきよせそう)、花言葉は健気(けなげ)で、この言葉どおり多年草のシモバシラは健気に冬を越し、春にまた芽生えます。

(文/写真・鶴山)
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