旧正月 出稼ぎ労働者の帰省で北京が半マヒ状態に

【大紀元日本2月2日】中国の旧正月前後のこの時期は、北京では出稼ぎ労働者の帰省のため、多くの住宅密集地で朝食屋、廃品回収屋、補修店など、北京市民の生活に欠かせない店が閉店してしまう。このため都市は半ばマヒ状態になり、普段は全く気付かない出稼ぎ労働者の仕事に頼っている北京市民の生活が、少しギクシャクしているようだ。

地元紙・新京報によると、北京市民の張さんは携帯電話を修理してもらうため団地周辺を歩き回ったが、修理店は全て閉まっていた。このため張さんの携帯電話はいまだに不調のままだという。

いつも家で食事を作らない蒋さんは、週末はいつも階下のレストランで食事を済ませていた。しかし先週末から階下のレストラン2軒は閉店。仕方なく歩いて20分のレストランでファーストフードを食べているそうだ。

また報道によると、団地清掃員が集団で帰省したため、住民委員会メンバー自らが掃除するしかないという状況を伝えている。

一方で、北京市石景山の雍王府で廃品回収をしている河南省出身の程干欣さんは、多くの同業者が帰省したため、毎日いつもより数百元多く、廃品回収できると話している。

(翻訳編集・坂本)
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