英国バイリンガル子育て奮闘記(76)日本の国内旅行(下)(2000年春)

【大紀元日本2月28日】日本国内の1週間の旅では、基本的にペンザンスで知り合った日本人の家を転々とさせてもらった。

この前年、ペンザンスの小学校で1年間、日本文化の紹介のボランティアとして滞在していた日本人女性が、ヨークシャーの彼氏とコーンウォールで挙式した。日本から奈良のご両親と友人が参席した際、新婚旅行を見送った日本人の一行を、ぶらぶらと町案内した。「本当にお世話になりました。日本にいらしたときは是非お越し下さい」という社交辞令をそのまま文字通り受けて、娘と二人で奈良に押し掛けてしまった。奈良に嫁いだいとこがいたので、連絡したら、泊まっていいよとのこと。旅行の計画はとんとん拍子に運んだ。

何も知らずに伺ったが、お父様は、実は小さな町の町長さんを務めたことがあるとかで、人に挨拶せずには地元を歩けないような方だった。いわゆる観光地の東大寺とかに行っても、「ちょっと、そこの○○さんに挨拶せにゃあかんね」とお母様の方が親戚周りをされてしまう。

▶ 続きを読む
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。