金総書記訪中 中国紙「世界は喜ぶべき」 専門家「北京は北朝鮮を利用」

【大紀元日本5月25日】特別列車での極秘訪中。金正日総書記が好むこのスタイルは、昨年の5月と8月に続いて、今月20日にまた繰り返された。中国政府系紙・環球時報は21日、この訪中を「高層部間の通路」だと称し、この通路の存在に「世界は喜ぶべきだ」という社説を発表した。一方、自身のパイプ役を称える中国政府に対し、専門家らは、中国政府を後ろ盾に北朝鮮は「ならず者」になっていることを指摘し、中国政府が自身の利益のためにその「ならず者」ぶりを利用していると非難している。

環球時報の社説

21日付のこの社説では、「世界は喜ぶべきだ。国際社会と北朝鮮の間の中国という通路は閉じられていないことを」とアピールし、中朝間交流は「南北関係の緩和や、北東アジアの平和にとって有益であり、悪循環に陥りがちな朝鮮半島の情勢にとって『中和剤』の役割を果たしている」と自らの功績を称えた。

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[東京 11日 ロイター] - 松野博一官房長官は11日の閣議後会見で、北朝鮮による一連の軍事的な行動について、日本や国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できないと述べた。 防衛省は11日、北朝鮮が2月27日と3月5日に発射したミサイルを米政府と連携して分析したところ、いずれも大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だったことが分かったと発表した。当該ミサイルの最大射程での発射試験を行う前に
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