【生活に活きる植物】 41・百合(ユリ)
【大紀元日本8月26日】ユリはユリ科ユリ属の総称です。代表的な種にヤマユリ、テッポウユリ、オニユリ、ササユリ、カノコユリ、オトメユリなどがあります。日本では全国に自生状態で群生し、あるいは栽培されている多年草で、夏に花が咲きます。
山百合(ヤマユリ)の変種である作百合(サクユリ)は、草丈は2メートル、花径は30センチにもなり世界最大です。芳香が強く、伊豆諸島に自生しています。鉄砲百合(テッポウユリ)は筒状で純白の花を横向につけ、雌雄同花です。沖縄県に自生種が群生しています。鬼百合(オニユリ)はオレンジ色で、暗紫色の斑点がある花が咲きます。花弁は反り返り、葉の付け根にムカゴができます。笹百合(ササユリ)は日本固有の種で、ピンクの花をつけます。希少植物の一つです。ユリ属の鱗茎(球根)の鱗片は百合(びゃくごう)という生薬になります。
【学名】サクユリ:Lilium auratumテッポウユリ:L. longiflorum
関連記事
スマホの長時間使用は、視力低下、聴力障害、心血管リスク、姿勢異常、生殖機能低下、メンタル不調まで関係します。専門家が指摘する6大リスクと減らし方を紹介。
客室乗務員が勧める搭乗前の9つのマナー。髪を洗う理由から服装・香水・裸足NGまで、機内を快適に過ごすための意外なコツを紹介します。
果物や野菜がすぐ傷む原因は、熟成を促すガス「エチレン」。その働きを理解すれば、熟成を早めることも遅らせることも可能です。食材を長持ちさせる保存ガイド。
がんは「どこにできたか」より「どんな遺伝子異常か」で治療が変わる時代へ。がん種横断治療の考え方と代表マーカー、限界点を整理します。
人工甘味料飲料も糖質飲料も、脂肪肝の発症リスクを高める可能性があることがヨーロッパの大規模研究で判明。毎日の飲み物の選択が肝臓の将来を左右します